- 構造体全体をすっぽり包み込むことにより、外気による影響を受けにくくなり、建物を長持ちさせる効果があります。
- 構造体や壁体内の温度を室内温度と同じにすることができ、構造体自体の結露防止や壁体内等の隠ぺい部のカビ・ダニの発生防止に効果があり、アトピーやアレルギー防止にもつながります。
- 構造体や壁体内空気層が蓄熱層として室内温度を安定させる役割をします。断熱層の外側に通気層を設けることにより、直射日光の影響を伝えにくい二重構造となっていますので、断熱性に優れ省エネルギー効果があります。
- 外側から包む工法のため気密性の確保も同時に得ることができます。
- 外気の影響を受けないので構造体としてひび割れ防止等に効果があります。外断熱で基礎を覆うことで基礎自体が室内と同じ温熱状態となります。また基礎コンクリートは熱容量が大きく、蓄熱体としての役割を果たします。
気密性の高い住宅で新鮮な外気を取込むことは計画的に行わなければなりません。「北野の住まい」では24時間全熱交換型の換気システムを採用し、空調された熱を無駄にすることなく新鮮な外気と入れ替えながら建物内でエアサイクルを行うシステムを取り入れました。
輻射熱と自然対流により足元からやさしく家全体を暖める快適暖房システムです。 断熱された床下部に放熱器を設置し、床下から暖気を自然対流により押し上げます。同時に構造体や床面・壁面そのものも暖められます。また、天井面に設置した換気扇排気口が吸引力を持ち家全体が均質な空気環境となるような働きをします。コントローラーにより温度制御も行い、快適な暮らしを縁の下の力でサポートします。
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- 床下空間全体を暖めることで、床面を快適な温度に保つクリーンな暖房です。
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- 室内に送風音やモーター音が無く、静かな快適空間を創ります。
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- 床下に放熱器を設置しているので、室内空間を有効に使うことができます。
室内側には断熱性の高い樹脂形材、室外側に耐候性と強度のあるアルミ形材を使用し、高断熱のみか遮音性・耐風性においても高い性能を発揮します。 ガラスは空気層が12㎜のペアガラスでガラス面からの伝熱を抑えています。 更に自然な風合いを持たせる木製サッシもご用意できます。